《旧・新約聖書注解》(読み)きゅうしんやくせいしょちゅうかい

世界大百科事典(旧版)内の《旧・新約聖書注解》の言及

【グロティウス】より

…しかしここでも大使としての実績はあまり上がらず,彼は学問に熱中していたらしい。この時代の重要な著作は,《旧・新約聖書注解》(1679年に公刊)であり,聖書研究に歴史的・言語学的方法を用いたことが注目される。44年大使解任,翌年スウェーデンにいったん帰国したが,その年の8月,リューベックに向かって旅立ち,途中暴風のため遭難,かろうじてダンチヒ付近に避難上陸し,馬車でリューベックに向かう途中,ロストクにおいて8月28日夜半(正確には29日早朝)疲労のために死亡した。…

※「《旧・新約聖書注解》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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