《明史稿》(読み)みんしこう

世界大百科事典(旧版)内の《明史稿》の言及

【万斯同】より

…しかし翌年,徐乾学らによる明史編纂が始まると,明史館に入って編纂官の分担した原稿に手を加えて統一するなど,修史事業に傾倒した。王鴻緒の名で成る《明史稿》313巻がそれで,大部分が万斯同の手定によるものであり,これは後の《明史》336巻に,ほとんどそのまま受けつがれている。《明史》に齟齬(そご)重複がないのは,彼の見識と努力によっている。…

※「《明史稿》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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