《最後の晩餐》(読み)さいごのばんさん

世界大百科事典(旧版)内の《最後の晩餐》の言及

【遠近法】より

…透視図法は,視点と物体と画面の相対性に基づいて決定されるもので,この技法の発展は,自我(視点)が物体(自然界)を見ている世界を窓(画面)としてとらえることを意味する。このような視界の典型例がレオナルド・ダ・ビンチの《最後の晩餐》である。しかし,レオナルドの空間論は同時に線的遠近法の危機を示すものであった。…

【レオナルド・ダ・ビンチ】より

…ミラノ行きの主要な理由は先代の君主フランチェスコ・スフォルツァの記念騎馬像の建立であったが,これは多くの習作スケッチのみが残り,着工されずに終わった。現存する絵画作品のうち代表的なものは,《岩窟の聖母》(1483‐86)と《最後の晩餐》(サンタ・マリア・デレ・グラーツィエ修道院の食堂壁画。1495‐97)である。…

※「《最後の晩餐》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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