世界大百科事典(旧版)内の《東方の三博士の聖劇》の言及
【スペイン演劇】より
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[中世,ルネサンス]
中世のイベリア半島における演劇活動は,教会の公会議録やアルフォンソ10世(13世紀)時代の《シエテ・パルティダス(七部法典)》中の記述などから,宗教劇についてはその存在が確かめられるが,世俗劇についてはよくわかっていない。スペイン語で書かれた最古の劇作品は《東方の三博士の聖劇》と呼ばれる降誕祭劇で,13世紀初めころのものと考えられる。次に現れるのは,15世紀のゴメス・マンリーケGómez Manrique(1412?‐90)のものである。…
※「《東方の三博士の聖劇》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」