《板垣君遭難実記》(読み)いたがきくんそうなんじっき

世界大百科事典(旧版)内の《板垣君遭難実記》の言及

【川上音二郎】より

壮士芝居角藤定憲(すどうさだのり)に刺激されて,91年堺で川上書生芝居を旗揚げした。同年上京し,《板垣君遭難実記》や政治,風俗を風刺した専売のオッペケペ節(陣羽織に鉢巻,日の丸の軍扇を用いて,ジェスチュアよろしく博多弁でうたった)により,歌舞伎にない風変りが評判になった。しかし技術の低さを知り,93年フランスへ行く。…

※「《板垣君遭難実記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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