《柳氏家訓》(読み)りゅうしかくん

世界大百科事典(旧版)内の《柳氏家訓》の言及

【家訓】より

…内容は単なる人生訓・処世訓の枠を超え,家礼,土地経営,学問,交際等多岐にわたり,違反者に対する制裁規定を伴うものも少なくない。現存する成文化された家訓では,北斉(6世紀)の顔之推の《顔氏家訓》が最古であり,以後著名なものとしては,唐の柳玭の《柳氏家訓》,宋の趙鼎の《家訓筆録》,元の鄭太和の《鄭氏規範》,明の霍韜(かくとう)(1487‐1540)の《霍渭厓家訓》,龐尚鵬(ほうしようほう)の《龐氏家訓》等がある。これらは各時代において他家の家訓の手本となったり,そのままの形で使用された。…

※「《柳氏家訓》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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