《江戸ハルマ》(読み)えどはるま

世界大百科事典(旧版)内の《江戸ハルマ》の言及

【稲村三伯】より

…名は箭,字は白羽,三伯は号。江戸に出て大槻玄沢に学び,日本最初の蘭和辞典の編述を志し,ハルマの蘭仏辞典を基として,1796年(寛政8)《ハルマ和解(わげ)》(江戸ハルマ)を完成した。のち下総国海上郡に隠棲し,海上随鷗(うながみずいおう)と改名。…

【ハルマ和解】より

…蘭学界に与えた影響は大きい。のちH.ドゥーフ(ズーフ)の指導で作られた《ドゥーフ・ハルマ》を《長崎ハルマ》と称したのに対して,これは《江戸ハルマ》と称された。【片桐 一男】。…

※「《江戸ハルマ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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