《流民詩集》(読み)りゅうみんししゅう

世界大百科事典(旧版)内の《流民詩集》の言及

【小熊秀雄】より

…35年風刺雑誌《太鼓》に加入,しゃべりまくり,歌いまくる饒舌(じようぜつ)に風刺をきかせて,弾圧の激しい暗い時代に,民衆の肉体からにじみ出る抵抗の姿勢を示した。《小熊秀雄詩集》,長編叙事詩集《飛ぶ橇(そり)》(ともに1935),戦時下には検閲のため刊行できず,没後刊行された《流民詩集》(1947)のほか,美術評論,童話等がある。【首藤 基澄】。…

※「《流民詩集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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