《滅亡》(読み)めつぼう

世界大百科事典(旧版)内の《滅亡》の言及

【巴金】より

…五・四運動に思想的影響を受けるなかでフランスに留学。帰国後,革命と愛に苦悩する青年を主人公とした長編《滅亡》(1929)を発表して文壇に登場。以後,封建社会の暗黒を暴露し人間性の解放を訴えた《家》(1933)をはじめとする《春》《秋》の《激流三部曲》,また《愛情三部曲》《憩園》《寒夜》など多数の長編を発表したが,それらは弱者への愛と不合理な権力への怒りに貫かれている。…

※「《滅亡》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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