《無言歌》(読み)むごんか

世界大百科事典(旧版)内の《無言歌》の言及

【メンデルスゾーン】より

…それに加えて,毎年のようにニーダーライン音楽祭やイギリスのバーミンガム音楽祭に出かけ,この時期はまさしく身を削るような忙しい日々の連続であった。しかし,その間にあっても創作のほうは順調に進み,付随音楽《夏の夜の夢》(1842),《バイオリン協奏曲ホ短調》(1844),室内楽曲,ピアノ曲(《厳格な変奏曲》1841,8巻の《無言歌》),合唱曲《最初のワルプルギスの夜》(1832),歌曲,オラトリオ《エリア》(1846)など,多様な領域において数多くの作品が生み出された。しかし,この多忙な生活による疲労が重なって健康を害し,それにピアノ奏者だった姉ファニーFanny(1805‐47)の死による精神的打撃も加わって,47年38歳の若さで世を去った。…

※「《無言歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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