《生田川》(読み)いくたがわ

世界大百科事典(旧版)内の《生田川》の言及

【生田川説話】より

…観阿弥の《求塚》は,菟原処女が2人の男を死なせた科(とが)により地獄におちたという設定のもとに,古来の説話を再構成した傑作で,前場に歌枕の生田の小野,生田の森を点出し,後場では地獄の責め苦を克明に描く。近代では,森鷗外の《生田川》(1910)も,これを題材としている。【宮田 和美】。…

※「《生田川》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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