《産経時事》(読み)さんけいじじ

世界大百科事典(旧版)内の《産経時事》の言及

【産経新聞】より

…統制外用紙を用いた増ページ策や51年の専売店設置敢行(戦時期以来共販制が行われていた)など既存紙の間隙をついた拡張販売政策で東京進出に成功し,全国紙としての地歩を築いた。55年東京本社発行の《産業経済新聞》は《時事新報》と合同,《産経時事》となったが,東西両紙は58年題号を《産経新聞》に統一し,さらに69年《サンケイ》と改題した。58年,無理な拡張の影響もあって経営が悪化し,財界の推す水野成夫を新社長に迎え,硬軟とりまぜた労働組合対策や広告・販売を柱とする増収策で再建に成功した。…

※「《産経時事》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android