《異国渡海御朱印帳》(読み)いこくとかいごしゅいんちょう

世界大百科事典(旧版)内の《異国渡海御朱印帳》の言及

【異国御朱印帳】より

…崇伝は1608年(慶長13)駿府に招かれて徳川家康より外国往復のことを命ぜられ,この朱印帳には1604年より16年(元和2)までの朱印状の交付と朱印船主,渡航地,斡旋者などが記録されている。前半を《異国御朱印帳》,後半を《異国渡海御朱印帳》といった。朱印船貿易の史料としてきわめて貴重であり,朱印船主80名,渡航船数は延べ178隻が明らかにされている。…

※「《異国渡海御朱印帳》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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