《癸巳存稿》(読み)きしそんこう

世界大百科事典(旧版)内の《癸巳存稿》の言及

【兪正燮】より

…道光6年(1826)の郷試で挙人となったが,翌年の会試には落第し進士にはなれなかった。考証学の立場から,経学,史学,地理,天文,宗教などを研究し,《癸巳(きし)類稿》《癸巳存稿》各15巻をあらわした。しかし一面,経世致用の学や西洋学術の影響もうけ,〈節婦説〉〈貞女説〉などで伝統的な男尊女卑の思想を批判し,封建道徳を否定した。…

※「《癸巳存稿》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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