《社会主義――経済学的・社会学的分析》(読み)しゃかいしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の《社会主義――経済学的・社会学的分析》の言及

【ミーゼス】より

…しかしミーゼスの業績のうちで最も著名なのは,社会主義における経済計算の不可能性を論じた一連の社会主義批判の論文である。《社会主義――経済学的・社会学的分析》(1922)の中でもその論は展開されているが,社会主義計画システムは,生産者財の私的所有にもとづく真の価格システムをもたないため,経済的な価格計算ができない,という点を指摘したものである。その他,認識論を中心とする科学方法論に関する著作も多い。…

※「《社会主義――経済学的・社会学的分析》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android