世界大百科事典(旧版)内の《社会思想》の言及
【新人会】より
…発足当初は吉野の民本主義論を奉じたが,20年代に入って思想界における社会主義の台頭に伴い,その重要な伝達者,実践者となった。 社会主義運動内の新人会出身者の分布は,右派の赤松,宮崎,《社会思想》によって中間派理論を主唱した河野密,三輪寿壮,平貞蔵,共産党系の《マルクス主義》に論陣をはった志賀義雄,林房雄,村山藤四郎,水野成夫,浅野晃など多方面にわたる。そのほか,河村又介,蠟山政道,服部之総,住谷悦治など著名な学者や大宅壮一,中野重治などの文人等々各界のリーダーが輩出した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」