世界大百科事典(旧版)内の《空と海と大地と英雄たちの賛歌》の言及
【ダンヌンツィオ】より
…なかでも《ヨーリオの娘》(1904)は非常に人気を博した。一方,1903年から12年にかけて,ダンヌンツィオの詩作品としては最大の傑作である五部作《空と海と大地と英雄たちの賛歌》を発表した。この間,経済的事情からフランスへ逃れ,ドビュッシーの音楽でも知られる劇作《聖セバスティアンの殉教》(1911)などをフランス語で発表するが,第1次世界大戦が始まると参戦を唱え,みずからも多くの戦闘に加わり,ついには片目を失明するにいたった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」