《経済学と社会学の諸問題》(読み)けいざいがくとしゃかいがくのしょもんだい

世界大百科事典(旧版)内の《経済学と社会学の諸問題》の言及

【メンガー】より

…1871年に出版された《国民経済学原理》では,ほぼ同時期に限界革命の基礎を開拓したS.ジェボンズやL.ワルラスの著作よりもはるかに明解に,効用,価値,価格の関係が論じられている。メンガーの第2の主著《経済学と社会学の諸問題》(1883)は,社会科学における理論の重要性の問題をとり上げている。これは新歴史学派(〈歴史学派〉の項参照)に対するメンガーの批判がその執筆の重要な契機となっている。…

※「《経済学と社会学の諸問題》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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