世界大百科事典(旧版)内の《経済学批判要綱》の言及
【資本論】より
…マルクスは研究と執筆を進めるうちに何度もプランを練り直し,また何回も草稿を書き直している。《経済学批判》や《資本論》のいわば前身ともいうべき,〈資本一般〉に関する1857‐58年の草稿が,《経済学批判要綱》として1939‐41年にモスクワで刊行された。
【体系の3要素】
[フランス社会主義]
これは,フランス革命のブルジョア的限界を,当時産業革命の波及によって形成されつつあったプロレタリアの立場から批判,労働者階級の解放を人間解放として要求しつつあったフランスの,たとえばサン・シモン,F.M.C.フーリエ,F.N.バブーフなどのヒューマニスティックな社会主義または共産主義思想である。…
※「《経済学批判要綱》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」