《結晶世界》(読み)けっしょうせかい

世界大百科事典(旧版)内の《結晶世界》の言及

【バラード】より

…テクノロジー社会に生きる人間の意識の問題を扱った新しい作風によって,〈新しい波〉(ニュー・ウェーブ)と呼ばれるSFの改革運動を起こし,その中心的役割を果たした。《結晶世界》(1966)は,無意識が直接現実世界と対話していくような独特の手法で地球終末をとらえた初期の傑作であり,《残虐行為展覧会》(1970)は現実的因果律を無視して過去から未来までを同時制に扱った前衛的作品。《コンクリートの島》(1974)は現実世界の中の無意識のブラックホールにとらえられた人間の物語。…

※「《結晶世界》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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