世界大百科事典(旧版)内の《美の遺言》の言及
【ブリッジズ】より
…オックスフォード大学卒業後,医学を学んで医師となったが,やがて詩作に専念。代表作は彼の人生哲学を開陳した長詩《美の遺言》(1929)で,これをルクレティウスの《事物の本性について》と比較する批評家もいるが,思想の深さが技巧の洗練に及ばないという批判もある。初期の詩《愛の成長》(1876),《エロスとプシュケー》(1885)のほか,《短詩集》(1890)もある。…
※「《美の遺言》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」