《自由の幻想》(読み)じゆうのげんそう

世界大百科事典(旧版)内の《自由の幻想》の言及

【ブニュエル】より

…47年にメキシコへ渡って監督の仕事を始め,《忘れられた人々》(1950)でカンヌ映画祭の監督賞を受賞,世界にその存在を知らせた。その後もメキシコ,スペイン,フランスで《ロビンソン漂流記》(1952),《ナサリン》(1958)から《ビリディアナ》(1961),《皆殺しの天使》(1962),《昼顔》(1967)を経て《ブルジョワジーの秘かな愉しみ》(1972),《自由の幻想》(1974)にいたるまで,ほぼ年1作の割合で異色の話題作をつくりつづけ,77歳のときピエール・ルイス原作の《女とあやつり人形》を女優〈2人1役〉で映画化した《欲望のあいまいな対象》(1977)が遺作となった。自伝《映画,わが自由の幻想》(1982)がある。…

※「《自由の幻想》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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