《船頭小唄》(歌謡曲)(読み)せんどうこうた

世界大百科事典(旧版)内の《船頭小唄》(歌謡曲)の言及

【歌謡曲】より

…流行歌というより,はやらされる歌,商品としての歌,歌謡曲とよぶにふさわしいもので,曲調の新しさばかりでなく,その流行形態からも歌謡曲の第1号とされる。 その後レコードと映画がタイアップした〈主題歌映画〉が,次々と作られ,なかでも1921年の《船頭小唄》(野口雨情作詞,中山晋平作曲)は,大ヒットし,今もなお歌い継がれている。この曲の原型は,サーカスのジンタに使われる《美しき天然》(武島羽衣作詞,田中穂積作曲,1900)にあり,この日本的旋律を,西洋の唱歌の形式にあてはめた形で作られている。…

※「《船頭小唄》(歌謡曲)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android