《草人木》(読み)そうじんぼく

世界大百科事典(旧版)内の《草人木》の言及

【茶書】より

…主要なものには《君台観左右帳記》にはじまる名物記,《松屋会記》以下の茶会記,《南方録》などの点前中心の伝書,《茶話指月集》などの逸話集があり,その他茶室,茶器寸法,煎茶書,茶人の覚書など多様な種類の茶書がある。16世紀以前の茶書は比較的まれで,1626年(寛永3)刊の茶の湯入門書《草人木》が最初の版本茶書である。その後,茶道の町人遊芸化が進んだ元禄期,文化・文政期には啓蒙的な茶書出版が盛んになった。…

※「《草人木》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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