《虚鈴(霊)》(読み)きょれい

世界大百科事典(旧版)内の《虚鈴(霊)》の言及

【虚空】より

…その伝説的起源は次のとおり。中国から日本へ普化尺八を伝来した覚心は,門弟寄竹(のちの京都明暗寺の祖虚竹禅師)に《虚鈴(霊)(きよれい)》を伝授し,寄竹はそれを吹いて行脚中,伊勢朝熊山の虚空蔵堂に参籠し,通夜仮眠中に霊夢を見る。すなわち,みずからは水上の孤舟にあり,あたりは深い霧に閉ざされ,天空から妙音が聞こえる。…

※「《虚鈴(霊)》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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