《裏切者》(読み)うらぎりもの

世界大百科事典(旧版)内の《裏切者》の言及

【シャーリー】より

…1620~30年代のロンドンの劇場で,座付作者として,悲劇や喜劇を書いたが,時代はすでに演劇の衰退期に入っており,その作品にはシェークスピア時代の活力は求むべくもない。悲劇《裏切者》(1631)は政治の暗黒面を描いて,性格描写に見るべきものがある。風習喜劇《ハイド・パーク》(1632)は,その時代の上流人士の風俗を描いて成功した。…

※「《裏切者》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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