世界大百科事典(旧版)内の《資本主義発展の研究》の言及
【ドッブ】より
…価値論,恐慌論,帝国主義論等を含む主著《政治経済学と資本主義》(1937)は,欧米マルクス経済理論の代表作の一つとなった。また《資本主義発展の研究》(1946)では,封建制から資本主義への移行期を,独立小生産者の分解と資本賃労働の生成の過程として,歴史的,理論的に研究した。さらに社会主義経済については,《ソビエト経済史》(1948)での歴史研究とともに,社会主義計画経済と発展についての多くの問題を研究し,〈経済改革〉に関連して市場メカニズムの利用など社会主義経済の展開に新しい提起を行っている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」