《資治通鑑》(読み)しちつがん

世界大百科事典(旧版)内の《資治通鑑》の言及

【資治通鑑】より

…戦国時代から五代に至る,前後16王朝,1362年間にわたる治乱のあとを記した編年体の通史。はじめは個人の著述として着手されたが,のちに通史編纂のための史局の設置,宮廷の図書の自由な閲覧,いっさいの必要経費の支出といった,国家の全面的援助を受け,時の皇帝神宗はまだできあがらないうちから《資治通鑑》という題名と御製の序まで与えている。こうしてすべて順調に進むかに思われたが,着手後ほどなくして王安石との政治的確執に敗れ,司馬光は洛陽に隠棲を余儀なくされる。…

※「《資治通鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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