《輿図要覧》(読み)よずようらん

世界大百科事典(旧版)内の《輿図要覧》の言及

【読史方輿紀要】より

…最初の9巻は太古から明代までの歴代州県形勢,10巻から123巻までは明代の全国15省の各府州県について,境域,行政沿革,山川,聚落,史跡,寺観などの歴史地理を叙述,終りの7巻は河川水系と分野論とする。付録として同じ著者の,全国と各省ならびに,北辺,黄河,漕運などの地図《輿図要覧》が付く。顧祖禹は最初は明朝に節を立て清に仕えず,明・清の交代と騒乱は,地理を知らず政治,兵備を行ったためと主張した。…

※「《輿図要覧》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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