世界大百科事典(旧版)内の《農業について》の言及
【カトー[大]】より
…第2次ポエニ戦争後復興しつつあったカルタゴに対しては,これを滅ぼすことを主張した。彼の著作には,弁論,詩,歴史などがあるが,特に重要なのは《農業について》で,ローマ人にふさわしい生業としての農業経営の重要性を説き,その技術,経営組織を論じているが,そこにはすでに商品作物重視,市場依存的な傾向が見られる。【坂口 明】。…
※「《農業について》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」