世界大百科事典(旧版)内の《農業経営学》の言及
【ゴルツ】より
…近代農芸化学の始祖といわれるリービヒ学派の応用自然科学としての農学のとらえ方に反発して,農業の社会経済的側面を強調し,純収益追求の個別経営目標とともに,中小農民経営の社会的意義を重視し,また農村労働者と地主層との社会改良的な相互理解と協調の関係を主張した。その《農業経営学》(1880)は,明治期日本の農業経営学の経典であったし,また《ドイツ農業史》全2巻(1902‐03)は,今日でも読まれている。【相川 哲夫】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」