《迷いさめて》(読み)まよいさめて

世界大百科事典(旧版)内の《迷いさめて》の言及

【ラーキン】より

…処女詩集《北の船》(1945)はディラン・トマス的,〈新黙示録〉派的な華麗な修辞を欠いており,この消極的特徴によって,当時の詩壇で注目される。T.ハーディの詩の影響のもと,肩を張らずに身辺の事物や人間を歌う詩風を身につけ,これを深めることによって,第2詩集《迷いさめて》(1955)の円熟に到達した。1950年代の新詩風を決定したといわれるR.コンクエスト編の《新詩集》(1956)に選ばれ,いわゆる〈ムーブメント〉派の代表と目されるに至った。…

※「《迷いさめて》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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