《鉄雲蔵亀》(読み)てつうんぞうき

世界大百科事典(旧版)内の《鉄雲蔵亀》の言及

【甲骨学】より

…きわめて古い書体の文字であるために学者の注意を引き,以後小屯村一帯で農民による盗掘がたびたび行われ,甲骨文が入手されるとともに,学者などによる収集と研究が行われた。1903年に,最初の甲骨文資料集である劉鶚の《鉄雲蔵亀》が出版され,1058片の資料が紹介された。編者の劉鶚はその序文のなかで,甲骨文中にあらわれる祖先名は,殷の人であると推定している。…

※「《鉄雲蔵亀》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android