《馬伶伝》(読み)ばれいでん

世界大百科事典(旧版)内の《馬伶伝》の言及

【侯方域】より

…明朝崩壊(1644)のころは南京で正義派青年文化人として阮大鋮(げんだいせい)ら腐敗官僚と争った。その中で出会った聡明な妓女を《李姫伝》に,技芸の上達に苦心する俳優を《馬伶伝》に描くなど,明末知識人の庶民への関心を短編小説的な伝記にあらわして,魏禧(ぎき)らとともに清代初期の散文を飾る。孔尚任《桃花扇伝奇》では主人公として登場する。…

※「《馬伶伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android