《Garôta de Ipanema》(英語表記)GarotadeIpanema

世界大百科事典(旧版)内の《Garôta de Ipanema》の言及

【ボサノバ】より

…作曲家でピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビンAntônio Carlos Jobim(1927‐94),歌手でギタリストのジョアン・ジルベルトJoão Gilberto(1931‐ )らが生みの親で,それまでの野性と熱狂を特徴とするサンバとは対照的に,ウェスト・コースト・ジャズの影響をうけた知的で落ち着いた感覚と新しいハーモニーをもっていた。初期の代表的な曲目は《ジザフィナードDesafinado》《ワン・ノート・サンバSamba de Uma Nota Só》(ともにジョビン作)などだったが,1963年に《イパネーマの娘Garôta de Ipanema》(同じくジョビン作)がアメリカでヒットして以来,ボサノバは商業化され,ソフトタッチのムード・ジャズといった受け止められ方で世界に広まっていった。【中村 とうよう】。…

※「《Garôta de Ipanema》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android