「新亀石」水辺祭祀場(読み)しんかめいしみずべさいしじょう

知恵蔵の解説

「新亀石」水辺祭祀場

奈良県明日香村の酒船石(さかぶねいし)遺跡の北隣で、2000年春に発見されていた7世紀中頃建造の亀型石造物(新亀石)と石敷き遺構は、同年末までの調査で新たに酒船石のある丘陵側から石組みの湧水(ゆうすい)装置、北側へさらに25m以上続く溝と石段などの遺構が判明。東西60m、南北20m以上の谷状の区域に、全長2.4mの新亀石と流水装置、石敷き、石の階段などで構成された前例のない「水辺祭祀」の聖域で、2世紀にわたって存続したとの見方が有力になった。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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