あおぞら銀行(株)(読み)あおぞらぎんこう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「あおぞら銀行(株)」の意味・わかりやすい解説

あおぞら銀行(株)
あおぞらぎんこう

全国銀行の一つ。前身は1957年(昭和32)に設立された日本不動産銀行で、1977年に日本債券信用銀行と改称した。債券発行銀行として営業をしていたが、1990年代のバブル経済崩壊経営破綻(はたん)し、1998年(平成10)12月、特別公的管理(一時国有化)に置かれた。2000年(平成12)9月、ソフトバンク中核とするコンソーシアム企業連合)に譲渡され、2001年1月に行名を「あおぞら銀行」として再出発した。2006年普通銀行に転換。資本金4198億円、国内支店17(2008)。また2008年3月期における債券発行残高2兆0656億円、貸付金残高4兆0845億円となっている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android