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いちこ(市子) いちこ

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世界大百科事典 第2版の解説

いちこ【いちこ(市子)】

梓巫女あずさみこ),口寄せイタコなどとも呼ばれる。生霊(いきりよう),死霊(しりよう)と交感し,その意中を伝えることを職業とする者。ほとんど女性に限る業で,神前に神楽を奏する舞姫〈神巫(いちこ)〉からきた呼称のようである。北方民族のシャーマンや沖縄のノロがこの信仰の古風を残している。東北地方に広く見られるいたこの〈口寄せ〉は,細々とながら現在でも職業として成り立っている。【織田 紘二】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のいちこ(市子)の言及

【口寄せ】より

…シャーマン(巫者)が超越霊の憑依(ひようい)をうけて自我喪失の形で発する言葉,またはそうした呪儀を行う宗教職能者をさす。日本のシャーマンは,神社に所属する巫女(みこ)のように神楽や湯立てに奉仕するうちに祭神の憑依(神がかり)によって神託を述べる神社巫女と,民間にあって神仏の憑霊によるかあるいは死霊(ホトケ)の憑依をうけ,その意向を宣告する口寄せ巫女の2種に類別される。かつては前者の活躍がめだったが,神道教説の体系化にともない神社祭祀から巫祝的要素を排除する傾向がたかまるにつれ,神社巫女の形骸化がすすみ,託宣の機能は消滅した。…

※「いちこ(市子)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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