からす座(烏座)(読み)からすざ(英語表記)Corvus

世界大百科事典 第2版の解説

からすざ【からす座(烏座) Corvus】

略号Crv。長いうみへび座の背に乗り,四辺形をつくる小星座。ギリシア神話では太陽神アポロンの使いのカラスで,銀色の翼をし,人間の言葉を話す賢い動物であった。アポロンはテッサリアの王女コロニスを妻としていたが,このカラスは自分の道草のいいわけに,コロニスの不貞をいいたて,アポロンは矢で貞節な妻を殺した。しかしすべてがカラスの虚言からとわかり,以後その罰として羽色は黒く,ただカア,カアと鳴くばかりになったという。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のからす座(烏座)の言及

【カラス(烏∥鴉)】より

…スズメ目カラス科カラス属Corvusの鳥の総称。日本人が一般にカラスと呼んでいる鳥は,日本の各地で繁殖しているハシボソガラスCorvus corone(イラスト)とハシブトガラスC.macrorhynchos(イラスト)である。…

※「からす座(烏座)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android