がぶる

精選版 日本国語大辞典 「がぶる」の意味・読み・例文・類語

がぶ・る

〘自ラ五(四)〙
① 舟が、がぶりと波にのみこまれそうなほどに揺れる。
司令休暇(1970)〈阿部昭〉四「船がガブるのには慣れていたはずじゃないか」
相撲でがっぷりと四つに組み、土俵の外へ向かって寄るときに相手の体をはげしくゆさぶるようにする。

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デジタル大辞泉 「がぶる」の意味・読み・例文・類語

がぶ・る

[動ラ五(四)]
波が荒くて船が激しく揺れる。「横波に大きく―・った」
相撲で、四つに組み、土俵の外へ寄っていくときに、相手のからだを起こすように激しく揺さぶる。「―・って寄る」

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