がらんどう

精選版 日本国語大辞典 「がらんどう」の意味・読み・例文・類語

がらん‐どう

〘名〙 (形動) 家や部屋、器などの中に何もないこと。また、そのさま。がらんとして広いこと。からんど。
読本・頼豪阿闍梨怪鼠伝(1808)八「師父遺物(ゆづり)檀那布施も遣ひ果せし伽藍堂(ガランダウ)
智恵子抄(1941)〈高村光太郎〉荒涼たる帰宅深夜のがらんどうなアトリエの」

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デジタル大辞泉 「がらんどう」の意味・読み・例文・類語

がらん‐どう

[名・形動]中に何もなくて広々していること。また、そのさま。「がらんどうな(の)部屋」
[類語]空っぽ空ろ空間スペース空き中天空洞空虚がら空きうろ虚空もぬけの殻

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デジタル大辞泉プラス 「がらんどう」の解説

がらんどう

大谷朝子の小説。2022年発表。「空洞を抱く」を改題。第46回すばる文学賞受賞。

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