くじら座(鯨座)(読み)くじらざ(英語表記)Cetus

翻訳|Cetus

世界大百科事典 第2版の解説

くじらざ【くじら座(鯨座) Cetus】

略号はCet。南天の大星座ギリシア神話では,エチオピア海岸でアンドロメダ姫におそいかかる化物の海獣であるが,星空にその姿をとらえるのはむずかしい。東端の星はα星メンカル(鼻),西端の星はβ星デネブ・カイトス(鯨の)でこの星座の領域をくぎる。α星は2.8等,スペクトル型M2,130光年の距離にある。β星は2.1等,スペクトル型K0,64光年の距離にある。いずれも赤い色をしている。星座中央にあるο星ミラは周期約331日,光度は3等から9等くらいまで変わる長周期変光星で,太陽の数百倍の半径を変化させ,膨張収縮を続けて変光する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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