くりっく365(読み)くりっくさっっびゃくろくじゅうご

ASCII.jpデジタル用語辞典 「くりっく365」の解説

くりっく365

2005年より東京金融先物取引所に開設された外国為替証拠金取引市場のこと。取引所為替証拠金取引とは自己資金が少なくても証拠金を提出することで大きな金額為替取引ができる、為替における先物取引である。金融緩和の中で1998年に解禁され、200社以上が業者として加入したが、取引に対する規制がなかったために詐欺まがいの投資家勧誘が行なわれ、社会問題となった。結果、金融先物取引法の対象も規制の下におかれることになり、それに並行して、透明な取引の場として「くりっく365」が開設されることになった。現在、市場と投資家の取引を結ぶ取次ぎ事業者として7社が参加している。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android