くす(読み)クス

デジタル大辞泉 「くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

[動サ四]こちらへ送る。よこす。
「こなたは、わしふみを―・さしゃったか」〈伎・仏の原

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

〘他サ四〙 (「おこす(遣)」の変化した語) こちらへ送って来る。また、持って来る。よこす。
夫木(1310頃)七「あやめふく簷(のき)ににほへる橘(たちばな)にきて声くせよ山郭公(ほととぎす)西行〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android