ぐしょぐしょ(読み)グショグショ

デジタル大辞泉 「ぐしょぐしょ」の意味・読み・例文・類語

ぐしょ‐ぐしょ

[副](スル)ひどくぬれているさま。「寝汗パジャマぐしょぐしょ(と)して気持ちが悪い」
[形動]に同じ。「下着までぐしょぐしょになる」
アクセントショグショ、はグショグショ
[類語]びしょびしょびたびた・びしゃびしゃ・びちゃびちゃぐっしょりびっしょりしっぽりしとどぐちょぐちょぐしゃぐしゃぐじゃぐじゃぐちゃぐちゃびしょ濡れぐしょ濡れずぶ濡れ濡れ鼠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぐしょぐしょ」の意味・読み・例文・類語

ぐしょ‐ぐしょ

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① ひどく濡れるさまを表わす語。また、水分をふくんで、形のくずれているさまなどを表わす語。
イボタの虫(1919)〈中戸川吉二〉「解けかかってグショグショした雪路
② 涙をたくさん流して泣くさま。
若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上「そしてもう我慢も何もなくグショグショ泣き出して」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉下「グショグショの洗濯物手際に搾切って遣る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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