こうだゆう

精選版 日本国語大辞典 「こうだゆう」の意味・読み・例文・類語

こうだゆう カウダイフ【幸太夫・光クヮウ太夫】

江戸後期の漁師。屋号大黒屋。伊勢国三重県)の人。天明二年(一七八二アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着してロシア人に救助され、女帝エカテリーナ二世に謁見。一一年後、使節ラックスマンに従って帰国し、幕府ロシア事情を報告した。記録書桂川甫周の「北搓聞略(ほくさぶんりゃく)」「漂民御覧之記」がある。宝暦元~文政一一年(一七五一‐一八二八

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