こんがらかる

精選版 日本国語大辞典 「こんがらかる」の意味・読み・例文・類語

こんがらか・る

〘自ラ五(四)〙 (「こんがらがる」とも) もつれからまる。物事がいりみだれて、ややこしくなる。紛糾する。こぐらかる。こんぐらかる。
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉一三「ふだんから善いも悪いも染めし糸の綯(より)強く、こんがらかって出るがお前の癖ゆゑ」

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デジタル大辞泉 「こんがらかる」の意味・読み・例文・類語

こんがらか・る

[動ラ五(四)]《「こんがらがる」とも》
糸などがもつれて絡まる。もつれる。こんぐらかる。「毛糸が―・る」
物事がうまくまとまらず、混乱する。こんぐらかる。「頭が―・る」
[類語](1もつれる絡む絡まる巻き付くまつわるまつわり付くまとい付く纏繞てんじょうする絡み付く絡み合う/(2しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃごちゃごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜごちゃ混ぜどさくさ紛れる

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