ごくごく

精選版 日本国語大辞典 「ごくごく」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ごく

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
液体を、のどをならして勢いよく飲む音や、びんなどの容器からつぐ音、また、そのさまを表わす語。
※浄瑠璃・奥州安達原(1762)三「息なしに咽ごくごく。ホウ。結構なお酒でござりまする」
② 物を言ったり、食べたりするときの、のどのなる音を表わす語。
太政官(1915)〈上司小剣〉一「突き出た咽喉仏を、ゴクゴク動かして、咎めるやうに言った声は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ごくごく」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ごく

[副]飲み物を勢いよく飲み込む音を表す語。ごくりごくり。「冷たい水をごくごく(と)飲む」
[類語]ぐびぐびぐびりぐびりぐいぐいごくりごくんがぶがぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android