精選版 日本国語大辞典 「さいたら畑・さいたら畠」の意味・読み・例文・類語
さいたら‐ばたけ【さいたら畑・さいたら畠】
[1] 〘名〙
※浮世草子・椀久二世(1691)上「是より山越て佐伊田羅畑(サイタラハタケ)にやるべしと鍬壱丁わたされてこころまかせの作取」
② どっちつかずで中途半端なこと、生半可(なまはんか)なことをたとえていう語。
[2] 江戸時代、大坂千日寺(法善寺)の火葬場の東にあった空地の俗称。〔歌謡・落葉集(1704)〕
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