さいだん(祭壇)座(読み)さいだんざ

改訂新版 世界大百科事典 「さいだん(祭壇)座」の意味・わかりやすい解説

さいだん(祭壇)座 (さいだんざ)
Ara

略号Ara南天星座さそり座の南につづく小星座で,ギリシア時代より〈犠牲をささげるもの〉と呼ばれていた。α星は光度3.0等,スペクトル型はB3,β星は2.8等,スペクトル型はK1,γ星は3.5等,スペクトル型はB1である。散開星団NGC6208,IC4651,球状星団NGC6352,NGC6362,NGC6397がある。概略位置は赤経17h10m,赤緯-55°。午後8時の南中は8月上旬である。
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百科事典マイペディア 「さいだん(祭壇)座」の意味・わかりやすい解説

さいだん(祭壇)座【さいだんざ】

8月上旬,南の地平線上に上半分が見える小星座。明るい恒星はない。

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世界大百科事典(旧版)内のさいだん(祭壇)座の言及

【コンゴウインコ】より

…オウム目オウム科コンゴウインコ属Araおよびスミレコンゴウ属Anodorhynchusの鳥の総称,またはそのうちの1種を指す。コンゴウインコ類は,上くちばしが鋭く鉤(かぎ)形に曲がった非常に強大なくちばしと,全長の2/3近くを占める長いくさび形の尾をもった大型のインコである。…

※「さいだん(祭壇)座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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